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キーを全部抜いて丸洗いしたらキーボードが見違えるほどキレイになった件

仕事で使いこんでいるマイキーボード「RealForce」の汚れが目立ってきたので、腰を据えて綺麗にしてみた。

日常のメンテナンスと言えば「ブラシで埃を掃う」くらいなので、油脂系の汚れがガッツリと蓄積している。1年間、まともな掃除をサボった結果が下記の画像だ。お食事中の方は失礼。とんだお目汚しをご容赦頂きたい。ベースが白なので、より一層汚れが際立ってる。T_T

キートップよりも側面の汚れが目立つ。ここまでくるとティッシュでは取れない。

ということで、まずはキーを全部取り外してみる。

素手でやるのはかなり厳しいので、キーキャップの引き抜き工具を使うのがおすすめ。Amazonなどで500円程度で売ってます。

キーの四隅を対角線上に引っ掛けて、真っすぐ真上に引っこ抜く

一つ一つ丁寧に外していく。

これ結構無心になれる作業。キーと一緒に煩悩が剥がれ落ちるようだ・・・ (嘘

なくさないように空箱を予め用意しておくと吉

途中、力の入れ具合を誤ってキーのパーツを破壊してしまった。

「端からめくり上げる」ような力を加えるとパーツが折れやすいので注意。何度も言うが、真っすぐ上に引き抜くようにすること。

それにしても内部に詰まった埃もひどいもの。猫の毛がかなり詰まっている。こういった汚れはキーボードにとっては大敵らしいので、やっぱりマメな掃除は必要と痛感した。実は以前FILCOのキーボードを2度修理に出したことがあるのだが(突然の接触不良)、こうした埃が湿気を含んで回線をショートさせることで故障につながることがあるらしい。

キーのフックが折れるのもご愛敬

ちなみに折れたパーツはしっかり回収して接着剤で修復。

実はくっつける作業よりも、キーボードに取り残された折れた残骸を回収するのに手こずった。クリップの先をカギ爪のように加工して、引っ掛けるようにして折れたパーツを取り出すことができた。

アロンアルファ最強

あとは中性洗剤をつかって、キーを一つずつ丁寧に洗っていく。

ちなみに私はキッチンでもお世話になっている「メラミンスポンジ」(水だけで汚れを落とせる使い捨てクリーナー)を使った。これもAmazonなどで100円で売っているのでお勧め。

研磨剤のようなスポンジで汚れが面白いように落ちるので、サラリと数回撫でる程度で良し。まあ、ゴシゴシやってもキートップの印字が消えることはないので(昇華印刷だから)、神経質な方は気のすむまでどうぞ。

洗っているうちにますます愛着が深くなる。RealForce LOVE!!

全てのキーを洗ったら、真水で洗剤をきれいに流しきり、水をふき取る。

タオルにくるんでブンブン振り回すと、洗濯機の脱水と同じ要領で、すばやく水気を切ることができる。

しっかりと乾燥させたら、最後にキーをはめ込んで終了。ここで躓かないためにも、予めキーボードの写真を撮っておくことをお勧めする。使用頻度の低いキーの場所がわからなくなるからだ(「ScrollLock」と「PrintScreen」ってどっちだっけ? みたいな)。意外と悩んだのが、十字キーの左右(どっちが右だっけ・・・)。ブラインドタッチができる人ほど、普段からキーボードを”見ていない”ので、写真は必須だと思う。

めっちゃきれいに変身。白だと美しさも際立つ。

さあ、きれいになった愛機で今年も仕事をがんばります。