信長の野望-革新攻略

状況に合わせた戦略策定

プレーの方針は担当する大名家の状況(優秀な武将がいるか、内政の基盤が整っているか、地理的に有利か、外交的に有利か etc)と、周りの敵対勢力の状況に応じて変わってくるが、大凡下記のパターンのどれかになるだろう。

  • 自家>他家 :自家が優勢
  • 自家≒他家 :自家と他家がほぼ拮抗している
  • 自家<他家 :自家が劣勢
  • 自家《《他家 :自家が圧倒的に劣勢

上記のパターンに応じたプレーの方針を説明しよう。

自家>他家:隣国に比べて自勢力が優勢

近隣諸国の武将と比較して、突出して戦闘に秀でた武将がいる

この場合はプレー開始と同時に(一回くらい募兵してもいいかも)隣国に出陣しよう。隣国の武将と比較して突出した統率・武勇を持つ武将で部隊が構成できるのであれば、少ない被害で併呑できる。ただし、隣国武将の統率が20、自家が50とかは突出している中に入らないので注意(目くそ、鼻くそでは意味がない)。

最初に内政から着手するというのも手だが、時間をかけると相手に猶予を与えることにもなり、櫓を建てたり、諸勢力と協定したり、または偶然にも優秀な在野武将を召し抱えてしまう可能性がある。弱小勢力であるうちに滅ぼしてしまうほうがよいだろう。せっかくのアドバンテージが時間と共に薄れてしまうことがないよう、チャンスはしっかりとものにしておきたい。

近隣諸国の武将と比較して、突出して内政に秀でた武将がいる

この場合は技術研究を進めて兵科におけるアドバンテージを獲得することを最優先したほうがよいだろう。戦闘に秀でた武将がいない状態で無理に戦をしても(勝てるかもしれないが)被害が大きくなるため、 序盤の戦術としてはお勧めできない。それよりは技術獲得を優先し、戦になったときに技術のアドバンテージでゴリ押しできるような状況にしておくほうがよいだろう。技術研究している間に統率の高い武将を獲得できれば儲けものだ。

武将の質は平均的だが、近隣諸国と比較して武将の数が多い

武将の質が平均ということで(知力が高い武将がいない)引き抜きするのも難しいため、この場合は内政に専念し、金・兵糧・兵を整えることを最優先するのがよいだろう。内政しながら優秀な武将の採用を待つか、相手のスキ(遠方へ出陣しており城がガラ空き or 侵攻を受けて拠点の耐久が大きく落ちている etc)を狙うという戦術をとるのが無難。

自家≒他家:隣国の他家と自勢力の力がほぼ拮抗している

武将の質と数、金銭/兵糧収入がほぼ拮抗(又は優劣の差がわずか)

この場合は序盤から敵領内の主要施設を半壊させるゲリラ戦法がお勧めだ。例えば夏期や冬季の募兵時期に合わせて敵領内の兵舎を半壊させれば、修復するまで募兵することができなくなるため、敵勢力の兵士増強を遅らせることができるはずだ。また秋の収穫期直前に水田を半壊させる等も有効な手段だろう。このゲリラ戦法はゲーム開始直後から仕掛けたほうが効果的だ。また敵勢力に侵攻する場合は、春夏秋冬の収穫期に合わせる形で軍を進めると更に吉。拠点が防戦状態になるとその期の収穫がゼロになるため、例えその戦闘で拠点を落とせなかったとしても、敵勢力の成長速度をぐっと遅らせることができる。

他家<他家:隣国と比較して自勢力が劣勢

内政又は戦闘向きの武将が一人もいない、又はそもそも武将が少ない

「武将の数が少ない」場合、最も懸念されるのは内政のペースが遅れることで、敵に国力で差をつけられてしまうことだ。この回避方法としては湯治場を作ってザコ浪人を大量に雇用し、施設建設を担当させることだ。検証した結果、政治力120の武将一人よりも政治力1の武将三人のほうが生産性が高いという結果が出ているため、施設建設に限ってしまえばマンパワーを確保することで問題を解決できる(詳しいデータは検証ページをご覧頂きたい)。

さて、国力(金銭・兵糧)については上記のマンパワーで解決できるが、実際の戦や技術研究、外交交渉等の場面では一芸に秀でた武将の存在が不可欠だ。つまり「内政又は戦闘に向いた武将がいない」ということがボトルネックになる。これらの武将は内政をしながら来訪を待つか、又は隣国を併呑しながら他家の武将を雇用していくしかない。

自家《《 他家:隣国より自勢力が圧倒的に劣勢

複数の所領を持った大名家と隣接している

隣接している強大な大名家が包囲網の対象となっていたり、まわりを複数の敵勢力が取り囲んでいるような場合(敵勢力の目標が自勢力だけに集中しない)は、実はそれほど難しくない。厄介なのは強大な敵の目標が自家に集中してしまうような状況だ。この場合は国替えまで視野に入れた大胆な戦略が必要になってくる。革新の場合は一度の戦闘に投入できる兵力や部隊数に制限がないため、物量の差でゴリ押しすることができてしまう。雪崩を打って押し寄せる大軍相手では、例え領内を鉄砲櫓だらけにしても排除できないことがあるのだ。

このようなケースでは思い切って国替えをして(今の拠点を捨てて新たに攻め取った拠点を本拠とする)延命させ時間稼ぎをしよう。敵の攻撃を去なしながら内政できるのであればそれに越したことはないが、できない場合は無理に踏みとどまっても活路が見いだせない。とても消極的な戦い方だが、滅亡してはどうしようもないので、とりあえず序盤の最大目標は延命と割り切って逃げてしまおう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。